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【ひとつしかないカタチ】

ペンを使って描く迷路は、A4サイズの作品でも1年に1点か2点しか作れない。いくら時間がかかろうともペンで描く迷路作品は僕にとっての基本であり、今後も継続して制作していくつもりだけれども、今のままの状態では、いずれ行き詰ることになるだろうという思いが常に頭の中にあった。

今年の年明けのブログに、今年は絵画としての迷路の作品を制作すると書き、実際に作ろうとしている作品のシルクスクリーン用のイメージも載せたけど、心のどこかに、これは現状から逃れるべく苦し紛れから出てきたものであり、無理やり動き出そうとしているという気持ちを抱いていた。

そろそろ具体的に作らなくてはいけないかなと思っていた今年の4月、年明けから引きずっていた考えとは丸っきり違う考えの作品の構想が浮かんだ。試作品2点を仕上げ、現在、信頼をおいている方々に本制作用のパネルの準備を進めてもらっている。近々、2点を同時に作り始める。

Ricardo Villalobos/panpot spliff


 
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