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【第5回「ドローイングとは何か」展に入選しました】

このたび、第5回「ドローイングとは何か」展に入選することができました。すでに会期中ではありますが、入賞・入選作品展の詳細は以下のとおりです。

 

第5回公募「ドローイングとは何か」入賞・入選作品展

会期:2015年2月2日(月)~2月14日(土)日休

時間:11:00~19:00(最終日17:00)

会場:ギャルリー志門

104-0061 東京都中央区銀座6-13-7新保ビル3F

会場風景・授賞式などの様子はこちら

PCの方はパノラマ画像で会場風景と展示作品が閲覧できます。 http://www.jpartmuseum.com/jam_live/shimon61/

 

1月末に上京し、2月2日に開催された授賞式とレセプションにも出席しました。4泊5日間の東京滞在中は、付き合いの長い親友と共に都内を歩き回りました。

そもそもなぜ公募展に出そうと思ったのかを述べれば極めて単純なことで、自分が作り出した作品の客観的な評価が欲しかったということがあります。また、実際に完成した作品を眺めてみたとき、これは迷路でしかないけれども、ただ迷路というだけのものとは少し違う。デザインでも絵画でも無いとすれば、これは一体、何なのだ?という疑問に答えが欲しかったということもあります。

「ドローイングとは何か」と投げかけてくる募集要項のチラシを目にしたとき、迷路は線の集まりでしかないと考える自分にとっては最適の公募展だと思い、審査員の先生方のこともよくわからないまま、駆け込みで応募をしました。

後日、入選の連絡が届いてすぐに電話で実家の両親に報告を入れましたが、父曰く「お前の作品はまだ作品としての強さが無いから、いずれの公募でも入賞するまでには至らないと思う。そこらはあまり期待するなよ」とのことで、結果とすれば父の予言どおりの結果となりました。(入選作品の選出後、入選作品の中から入賞作品を決める2次審査がありました。)

自分の作品の弱さについては、公募の公式サイトに掲載された2次審査風景を写した1枚の写真を見た瞬間、すぐに理解できました。審査員3名が立っている後ろに小さく自分の作品も写り込んでいたのですが、ほかの作品と比べてみると明らかに何かが弱いことがパソコンの画面越しにでも見て取ることができました。

今回、公募展に入選して得たことは「ドローイングとは何か」ということから「作品とは何か」という、作品を制作するにあたっての根本的なことについて改めて考えさせられたことが一番大きいことのように思います。おかげで、これまで描いてきた迷路とは全く異なる新たな作品の構想も沸きました。なんとなく日々慌しく過ごしていて、作品の制作時間の確保に苦慮していますが、自分が頭の中で思い描いている作品を、焦らずひとつずつ具現化していきたいと思います。

Moderat/6.Minuten.Terrine


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