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【東北地方太平洋沖地震に関して】

最初に、このたびの東北地方太平洋沖地震により犠牲となられた多くの方々に対し、心からご冥福をお祈り申し上げます。また、甚大な被害を受けられた被災者の方々とそのご家族に対し、心よりお見舞い申し上げます。

 

3月13日(日)に開催予定でありましたGEISAI#15は、このたびの震災の影響に依り中止となりました。前売り入場券を購入されていた方は以下の方法で払い戻しが可能ですので、お手数をお掛けしますが払い戻し期日内に手続きをお願い致します。

■払い戻し期間: 2011年3月28日(月)~2011年4月17日(日)

『ローソンチケット』にて前売り券をご購入された方は、お近くのローソンに設置のチケット販売機「Loppi」にて払い戻し手続きが行なえます。払戻しの手順に関しては、下記のサイトをご参照下さい。

『チケットぴあ』にて前売り券をご購入された方は、購入方法により払い戻しの方法が異なります。詳しい払い戻しの手順に関しては、下記のサイトをご確認下さい。

 

東北地方太平洋沖地震が発生した3月11日午後2時46分頃、自分は東京を目指し、伊勢湾岸道に架かる名港トリトンと呼ばれる橋の上を車で走行していました。橋の通過が終わる頃、東京までの道のりをセットしたカーナビゲーションの画面から、突然、如何にも緊急といった感じのアラーム音が発せられたので、なんだろう?と見てみると、東北地方での地震の発生を知らせる緊急情報が映し出されていました。

この時点では車を運転中だということもあり、地震が発生したということはわかっても、具体的にどの程度の地震が発生したのかまともに把握することが出来なかったので、一番至近な所にあったパーキングエリアまで車を走らせると急いで施設内に入り、そこに設置されたTVの映像を見るや、これは尋常ではない事態だと理解出来ました。

以降、サービスエリアなどがある毎に立ち寄り、施設内のTVなどから情報を得つつ東京を目指しましたが、大津波警報に依る通行止めで静岡・清水インター手前から身動きが取れなくなり、GEISAIの開催も順延になったという情報も入ったので東京行きは断念し、予定を無くした状態で引き返すことにしました。以降、実家に立ち寄ったり、関西~近畿地方に立ち寄ったりしながら数日間を過ごし、自宅に戻ってからは連日報道されているこのたびの震災と福島原発などに関する情報に注視しつつ、色々と考え事をしたり作業をしたりという時間を過ごしていました。こうやってこの記事を書いてる瞬間も、暗く重たい内容のニュースが次々と報じられ気分も沈みがちではありますが、このブログでは自分の日々の日常を日記のように書くというつもりはなく、迷路の制作を軸とした今、自分が考えていること、自分自身が留めておきたいこと、活動状況の報告やお知らせなどを書いていくつもりです。

緊迫した状況も続いていますし、多くの被災された方々が、今、この瞬間に於いても厳しい生活を強いられている中、それらに触れず自分本位な記事を記すというのは、少し不謹慎ではないかとの声もあるかと思いますが、それぞれの立場で出来ること、考えられることを行いながら、震災前にあったそれぞれの日常を取り戻していくことがこれからの未来を作り上げていくことになると思うので、自分は自分に与えられた役目を果たしながら、この記事以降、通常どおりの内容での更新をしていきたいと思います。

東京行きを断念して引き返す道中、愛知県犬山市にある「明治村」に立ち寄りました。写真は、聖ザビエル天主堂の内部とそこにあるステンドグラスです。訪れたのは地震発生から2日後の日曜日でしたが、この日の東海地方は天気もよく、構内には多くの子供連れの家族の姿もあり、少しほっとする時間を過ごせました。

「復興を祈念申し上げます」という言葉はどこか対岸の火事のようなニュアンスを感じ、個人的な気持ちではありますが、今回の震災に於いてはあまり使いたくない言葉です。ただ祈るだけで復興はありえません。実際に復興に向かうべく動いている人たちがあって復興されていくはずだと思います。今回、自分は直接的な被災は免れましたが、一国民として自分に何ができるのかを今一度冷静に考えながら過ごしたいと思います。


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