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【瓢箪に浮き出た宇宙的模様】

先日、父親より「お前が持ってるほうがイイと思う」と言われ、2つの瓢箪を貰いました。瓢箪のサイズは小ぶりで、ニワトリのタマゴをひと回り大きくした程度のサイズでした。わざわざ「お前が持ってるほうがイイ」と父親が自分に託してくれた瓢箪の表面には、自然のチカラ(カビ)に依って、幾何学的とも、宇宙的とも言えるような不思議な模様が瓢箪全体を覆い尽くすように浮き出ており、自然が生み出したアートのように見えました。

写真では、実際の瓢箪の質感や微妙な色彩の表情などを写し取るコトは難しいですが、この瓢箪を眺めていると、月や惑星のようにも見え、また、抽象画のようにも見えます。瓢箪特有の腰がくびれた形状も面白く、1つの惑星の姿がグニャリとモーフィングし始め、2つの惑星に分離しようとしている状態にも感じられ、これから自分が描こうとしている迷路のヒントになる何かも感じられるような気がします。

この模様がカビに依って生み出されたモノだと考えると、湿度等の室内環境の変化で、更に模様の姿が変化していくのかも知れないなと思いながら机の上に飾っています。


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