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【出発の日の空】

前回(9月1日)のブログを更新後、翌2日の未明に自宅を離れて開始した旅行先より、一昨日の日曜日に戻りました。今回の旅行は、かなりタイトなスケジュールを組んで西日本から関東にかけての各地を巡り、総移動距離は2000kmを超えました。訪れた先では色々なモノや人たちと触れ合う事ができ、大変充実した旅となりました。

旅の切欠は以前の記事にも書いたように、学生時代からの親友より音楽のイベントに誘われた事になりますが、色々なタイミングの偶然もあって、設計の仕事の関係でも自分が動くのに都合がよい時期であったり、インターネットで知り合った友人たちとのオフ会の誘いもこのタイミングで入ったりしたので、予定のない日がありませんでした。

今回の旅で、一番、実感できたことは、自分が何かを見た際のモノの見方であるとか、あるいは、人と出会った際のその人との関わり方みたいなものが大きく変わったなと実感できました。モノを見る際には、今までであれば、只、見るという感じだったものが、何か自分の中で生かせないものかといった感じの貪欲な見方をするようになっていて、人と出会った際には、自分を知って貰おうという意識がかなり強くなっていました。

旅行中に得た諸々などについては、後日、改めて記事にしていきたいと思いますが、今回は、記事のタイトルにもしました「出発の日の空」の写真を掲載したいと思います。

光る空の下に写る黒い影は、サービスエリアで休憩中のトラック群

デジカメというのは便利なもので、内蔵された時計の設定さえ狂っていなければ、写真を撮影した日時を正確に記録してくれています。この写真に写っている空は、「2010年9月2日5:42:18」と記録されていました。スーツケースに荷物を詰め込んで自宅を出たあと、深夜の高速道路をひた走り、途中、日が昇り始めた頃に近畿地方のサービスエリアに入って空を見上げると、写真に写っている状態の空になっていて、慌ててデジカメを空に向けました。

今まで、色々なキレイな空を見てきましたが、ここまで放射状の光に溢れる空は過去に見たことがなく、なんだかイイ旅になる予感に包まれた瞬間でありました。


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